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# たかねのひとりごと
vol.36:旧塩沢町大沢川にちょこっと半反  2006/11/26更新

秋も深まるこの季節、食欲の秋、行楽の秋、収穫の秋、ファッションの秋。私もご他聞にもれず秋!!を堪能させていただいております。9月の北海道をかわきりに紅葉とともに定休日に動けるだけ動き私の行動も南下してまいりました。今年は紅葉が遅く、見に行っているわけではないのですが、すべての場所で素晴らしい景観を堪能させていただきました。又、そばやきのこなどそのときしか取れないものをその時、その場所で食す、なんて贅沢なことであろう!いや贅沢というより、地の方にしてみればそれが“ふつう”にもかかわらず。自然に採れるものをその時食す当たり前が当たり前でなくなってる大都市東京。が、しかしなんでも手に入る東京。微妙に作り出される季節感、東京。そー今回は東京ではあまり感じる事が少ない季節感のお話でーす。東京にいると一番わかりやすい季節感はイベントやファッションなどになりますが地方ではもっぱら秋は収穫。それは冬をどー乗り切るかという事にもつながってきます。その時食べるもの以外は保存食という形にして冬を乗り切るのです。それは先日南魚沼旧塩沢米農家に伺った時のことです。9月に新米を戴きに行ったとき“11月くらいに白菜採れるから・・・”と、あーそーそーこの農家が作る米はとにかくうまいですよ。ほんと感動です!いくつかのこの地区の農家を食べ比べてきましたがピカ一です(と私は感じました)車で農家の鼻先に近づくと“ギロッ”“こんにちは”“ん、・・・おーおーよく来たなー””白菜戴きに来ちゃいました〜””ちょーど今いい感じになってるから、一緒に採りに行こーや”四方八方水田ばかりのところにちょこっと畑が半反。白菜、大根、むかご、山芋、にんじん、ごぼう・・・。周りすべてがブランド米南魚沼塩沢コシヒカリの水田。ぜいたくだなー、もちろん無農薬・無化学肥料“ぼかし”とおやじさんが話す米と同じ発酵肥料のみ。川の堆積物からなる赤土に腰をおろす野菜たち、このうえなくみずみずしくシャキシャキとしている。“もっともってけー!!好きなだけ引っこ抜いて行きな!残ったものは俺らの保存食になるから”ごちそうになった農家の食事はとにかくおいしかった。先日戴いた米もずいぶん人におすそわけしてしまったし、まだあるかなーなんて恐る恐る“米は今どの位持ってるんですかー”“2、3俵かな!家の分のやつだな、しかし今年の玄米は作ってる自分が言うのもなんだけど、惚れ惚れしたな。今年はほんとよかった。”そーなんだョこの農家が作る米は行き先がはじめから決まっているんだ。まー今年分の米はそれなりに玄米で戴いているからだいじょうぶ。 おやじさんとの始まりは水田をうろうろしていると誰もいない多くの水田におやじさん一人。話しをすると畝で休みながら話し。しばらく話すとじゃー納屋に来いと。そこで小1、2時間。ここじゃーなんだから家に入れと4、5時間。人との出会いっておもしろい、ほんと!家に持ち帰った白菜を筆頭に旬の野菜たちは爆発的な甘さをかもし出すことになったのは言うまでもありません。季節感とは”旬”そして旬とはいたって短く尊いものです。この旬を感じるにはクリスマス時期がめっぽう長い東京にいては感じる事はできないのかもしれませんネ。ほんと田舎がない私にとって季節を感じ、旬を味わえる地方の方々との語らいは、何にもかえ難いものです。

P.Sおやじさんと食事中、すでに晩酌が始まり”八海山、八海山、次は一緒に飲むどー飲めないくちじゃーないだろー、わりーな俺だけ”と米を発酵させた飲み物作りもするおやじさん。来年の雪景色の中伺うことは間違いなさそーかな!!
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